シンガポールに本社を置くMapletree Investments Pte Ltd(以下、メープルツリー)の日本法人Mapletree Investments Japan(株)が福岡県筑紫野市で開発を進めてきた九州初となる物流施設「メープルツリー筑紫野ロジスティクスセンター」の1棟目が25日、完成する。2棟目も建設予定で、総床面積は合わせて27万234m2となり、九州最大級の物流施設となる。
2000年にシンガポールで設立されたメープルツリーは、デベロッパー、投資会社、資産運用会社および物件管理会社としての強みを武器に、世界中の不動産案件に投資。同社のポートフォリオは世界中の不動産で構成されている。日本では、07年に「綾瀬センター」(神奈川県綾瀬市、建物総床面積3,903m2)、「京都センター」(京都府長岡京市、同2万2,541m2)、10年に「沼南センター」(千葉県柏市、同3万3,286m2)、「仙台センター」(宮城県仙台市、同4,249m2)など、全国の主要エリアで物流施設を開発してきた。
今回完成する「メープルツリー筑紫野ロジスティクスセンター」は、九州自動車道・筑紫野ICから西に約1kmに位置し、地上4階建て(延床面積13万1,600m2)、ダブルランプウェイ方式を採用することでトラックの出入りをスムーズにし、運搬のストレスを軽減するなどの工夫が図られた施設となっている。2棟目は26年以降の完成予定。
【内山 義之】
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