2024年12月23日( 月 )

【10/26】土サミットFUKUOKA2023 テーマは「文明と土」

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土サミットFUKUOKA2023
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    2020年から毎年開催されている「土サミット」((一社)全国建設発生土リサイクル協会主催)。「土」に関わるさまざまな業界の専門家・関係者が集まり、今後の課題や取り組むべき問題について話し合う、業界の垣根を越えた交流・意見交換の場だ。今年は10月26日(木)10時から、ホテルニューオータニ博多で開催される。

 今年は多くの世界遺産をもつ九州を会場に、地政学・文化・歴史と土についての講演をはじめ、全国各地のローカル土の特性・リサイクル情報などを発信。さらに、九州の災害とそれに対応した地域づくり・歴史から今後の土を生かした対策を考えていこうと「文明と土」をテーマに掲げる。

 とくに今年は、盛土規制法の施行・資源有効利用促進法の省令化により「土」の取り扱いが大きく変わる。そこで、行政の最前線の動向の解説および土の適正な取り扱いの政策についての講演が予定されている。一般的に土のリサイクルは農業の土壌改良と思われる。しかし、建設工事にともない発生する土(建設発生土)もリサイクルされている。そのリサイクルされた土を現場で再利用することで自然を守り、リユースされた土は田んぼや田畑に使われていることなど認知してもらうのも狙いだ。

 第1部では建設発生土のリサイクルに関する行政の取り組み、第2部ではオンライン見学、第3部では「文明と土」と題して地元九州の学生によるパネルディスカッションを行う。第4・第5部では、特別講演と地域の土、そして未来への土の講演を予定している。また、土サミットは昨年より大学生によるディスカッションを取り入れており、今年は新たに「子ども土サミット」として、ローカル土による土学習を8月19日に開催、21名の子どもが参加し大盛況を博した。

◼️SEMINAR INFORMATION

<日時>
10月26日(木)
午前10時~午後5時30分
(交流会:午後6時~会費1万6,000円)
<会場>
ホテルニューオータニ博多
(福岡市中央区渡辺通1-1-2)
<参加費>
6,000円
※国および地方自治体・大学等の教員・学生は無料
<問い合わせ先>
土サミット事務局
(一社)全国建設発生土リサイクル協会内
<TEL>
03-3526-2129
<FAX>
03-3526-2139
<URL>
https://tsuchi-summit.com/

【内山 義之】

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