安倍派、現幹部の虚勢と秘書の嘆き
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世耕議員、和歌山県で衆議院選挙に立候補してみよ!
海外に赴任するとある大使の壮行会に、世耕弘成・参議院議員が大きな顔をして背筋を伸ばして来場した。以前は頭を低くして低姿勢で歩いていたが、当時とは様変わり。出席していたAがけなす。「今までは俺にでも軽い会釈をしていたが、今回は挨拶もしない。安倍派五人衆の1人に挙げられ、天下を取った気分でいるのであろう。衆議院選挙に和歌山県の選挙区から出て勝たずして大きな顔ができるものか!まだ二階(俊博・衆議院議員)を打ち倒す力はありはしない。どうせ安倍派は今後四分五裂する。そうなったとき、世耕の虚勢は通用しなくなる」。さすがにAは安倍家の私設秘書をやっていただけに、たいした見識の持ち主である。
安倍派議員秘書たちの再就職先がない
Aは先日、旧友である安倍派議員の秘書2人の嘆き節を東京で聞いた。彼らは「主人が殺されてこんな掌返しをされるとは想像もしなかった」と嘆く。Aは「それが世の中の常識だよ!大人しくしていた連中が豹変するのは当然であろう。安倍元首相の奥さんはそのことにまるで気づいておられない。哀れなことに他人事のようだ」と語る。この2人の古参秘書たちが懸念しているのは当面の生活だ。彼らのプライドを満たせるような就職先が見当たらないのである。頼みことをなんでも聞き入れてくれた経営者は、いまでは面会することさえ断ってくる始末。「生活を維持できるメドがつかない」と嘆いているという。
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