「文化の日」と「明治の日」併記を 超党派議連が祝日法改正案提出の動き
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超党派の「明治の日を実現するための議員連盟」(会長・古屋圭司元国家公安委員長)と民間団体「明治の日推進協議会」は1日、合同で集会を開き、明治天皇の誕生日に当たる11月3日の「文化の日」に「明治の日」と併記する祝日法改正案を提出する方針を明らかにした。
集会には、自民党議員のほか、公明党の中野洋昌・元内閣府政務官、立憲民主党の大島敦企業・団体交流委員長、日本維新の会の馬場伸幸代表、国民民主党の前原誠司代表代行らが超党派で参加した。
11月3日は、1927年(昭和2年)~47年まで、明治天皇の遺徳をしのび、明治時代を追慕する目的による「明治節」という祝日であった。しかし、戦後、占領統治の一環で、政治や教育、祝祭日に至るまで、国家神道色の一掃が行われ、48年より現在の「文化の日」へと変更された。
議連は、来年の通常国会に議員立法での提出を目指している。当初、「明治の日」への改称を考えていたが、「文化の日」の名称が国民に定着していることを考慮し、併記する方向となった。
【近藤 将勝】
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