2024年12月22日( 日 )

ヒガシマル 2024年期通期は最終黒字見込む

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 (株)ヒガシマル(本社:鹿児島県日置市、東勤代表)はこのほど、2024年3月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高が前年同期比6.5%増の63億4,600万円、営業損失800万円(前年同期は損失6,600万円)、経常利益は同46.0%増の4,200万円、四半期純損失2,500万円(同利益200万円)となった。

 個人消費や外食需要の回復により売上を伸ばしたが、原材料費や燃料費などの高騰の影響を受け利益が圧迫された。セグメント別では、水産事業は外食および業務向けの売買が回復したが、魚粉や魚油の価格高騰により飼育、出荷の調整で苦戦した。食品事業は、とくに小麦粉において政府売渡価格の値上げがあり、パーム油や資材の価格、輸送費も高騰。販売店での拡販競争が続き、製品価格の適切な改定実施の見定めが必要な状況で推移した。

 通期業績予測については、売上高が前期比10.3%増の129億3,500万円、営業利益1,300万円(前年同期は損失3,300万円)、経常利益が同33.0%減の6,600万円、当期純利益1,800万円(同損失7,500万円)を見込む。

【岩本 願】

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