2024年12月22日( 日 )

ナフコの2024年中間期 物価高などの影響受け減収減益

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 (株)ナフコ(本社:北九州市小倉北区、石田卓巳代表)が発表した2024年3月期第2四半期の連結決算によると、売上高が前年同期比3.4%減の1,010億3,300万円、営業利益は同39.1%減の40億3,300万円、経常利益は同38.4%減の42億900万円、四半期純利益は同40.8%減の24億8,700万円となった。

 小売業界は、電気代の高止まりや物価高騰の影響、また人件費等のコスト上昇もあり、厳しい経営環境が続く。そのようななか、同社は各セグメントの強化に注力しつつ、プライベート・ブランド商品の拡充を行った。売上高は全体的に減少傾向となったが、寝具やペット用品、カー用品などが好調だった。新規出店は2店舗で1店舗を閉鎖。当第2四半期会計期間末における店舗数は34府県にわたり360店舗となっている。

 通期業績予測については、売上高が前期比1.1%%減の2,000億円、営業利益が同24.1%減の70億円、経常利益が同23.2%の74億2,500万円、当期純利益が同26.9%減の41億2,000万円を見込む。

【岩本 願】

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