JR九州 高速バス&新幹線で宮崎県産品を福岡へ輸送する実証実験
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JR九州は19日、高速バスと九州新幹線を活用した物流ルート構築を目指す貨客混載実証実験を行う。宮崎県と協力し、同県産の新鮮食材を消費地である福岡・博多に即日輸送するもの。リードタイム短縮やトラックドライバー不足、CO2排出量削減、地域産品の消費拡大など地域課題の解決につなげたい考えだ。
宮交シティ(宮崎市)から高速バス「B&S みやざき」(JR九州バス運行便)でJR新八代駅に輸送し、九州新幹線でJR博多駅まで輸送する。輸送品目は宮崎県の特産品で、不動産運用とエネルギー事業などを手がけるいちご(株)が選定する。博多到着後、同日午後2時半から博多駅の在来線中央改札口前スペースで開催する「つばめマルシェ」で販売する。
JR九州は2021年5月から新幹線荷物輸送「はやっ!便」を開始。これまでにも、鹿児島県の大隅半島(鹿屋市)からトラック・フェリー輸送を活用し福岡へ即日輸送するなどの実証実験を行っている。
【田中 直輝】
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