売れるネット広告社、D2Cブランド・オルリンクス製薬を買収

　（株）売れるネット広告社（東証グロース）は12月19日の取締役会において、化粧品などのD2C事業を行う（株）オルリンクス製薬の全株式を取得し、子会社化することを決めた。13日に続き2社目のM&Aとなる。

　オルリンクス製薬は「人々の生活環境を豊かにするお手伝いを担う」を企業理念とし、化粧品やサニタリー用品、健康食品、機能性表示食品などを取り扱うD2C（ネット通販）事業者。「国内生産」にこだわった商品開発を行い、微生物美容成分90％以上高濃度配合のプレミアム美容液など、独自性のある商品を提供している。

　これまでD2Cマーケティングの支援を行う側であった売れるネット広告社は、今回の買収によりD2C事業主側の知見も得ることで、サービスの質のさらなる向上を目指すとしている。株式の取得価額については現時点では未定。

　「上場企業として、ダイレクトマーケティング分野で可能性がありそうな領域には積極的にチャレンジしていきます。今後さらに面白い展開を考えています」（売れるネット広告社・代表取締役CEO加藤公一レオ氏）。

【松本　悠子】

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