2024年11月21日( 木 )

福岡県と福岡市、能登半島地震被災者へ県・市営住宅の無償提供受付開始

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 福岡県と福岡市は、1月1日に石川県の能登半島で発生した地震によって住宅を失った被災者を対象に、一時的な避難場所として県営・市営住宅を無償で提供することを発表した。

 なお、相談と申込に際しては、県・市ともに被災者本人だけでなく親族や知り合いなど代理人からの連絡も受け付ける。

福岡県の支援

1、支援の流れ

 被災者住宅支援窓口(相談窓口)へ電話をする。(下記記載)
 福岡県住宅供給公社の管理事務所から具体的な部屋の情報の連絡があり、その部屋のなかから選ぶ。
 市町村からの罹災証明書などは入居後3カ月以内に提出が必要。

2、支援内容

①県営住宅への一時入居の案内(申込み・手続き)
◇対象者
 令和6年能登半島地震により住宅が全壊、半壊等の被害を受けており、引き続き住むことができず住宅に困窮している人
◇提供期間
 入居後6カ月。必要に応じて最大1年間まで延長可能
◇家賃など
 家賃、敷金は免除。ただし、共益費、光熱水費は自己負担

②入居可能な県営住宅、県公社賃貸住宅等の情報提供

3、問い合わせ・申し込み窓口

〇場所
 福岡県建築都市部県営住宅課(県庁7階南棟)
(福岡市博多区東公園7-7)
〇電話番号
 092-643-3739
〇開設時間
 平日 午前8時30分~午後5時15分

福岡市の支援

1、入居対象者

① 地震などによって、住宅が全壊または半壊、床上浸水等の損害を受け、現に居住が困難となった人
② 必要な確認書類など
 ・罹災証明書(後日の提出で可)
 ・住所がわかる運転免許証など
※上記にかかわらず、当面は被災状況がわかる写真での確認など、状況に応じて対応するとのこと

2、入居期間および家賃など

① 入居期間
 最長6カ月間(ただし、住宅再建などに期間を要する場合は、個別に相談に応じる)
② 家賃
 無料(敷金不要)
 ※入居者が利用する電気、ガス、水道や共益費などは自己負担となる
③ 提供できる物資
 照明器具、ガスコンロを貸与、寝具は支給
④ 提供する戸数
 当面 20 戸

3、問い合わせ・申し込み窓口

福岡市住宅都市局住宅運営課
(福岡市博多区店屋町4-1 福岡市営住宅センター2F)
受付開始日:2024年1月9日(火)
受付時間 :平日 午前9時~午後6 時
電話番号 :092-271-2553(専用)
FAX番号 :092-271-2556

【寺村 朋輝】

法人名

関連キーワード

関連記事