2024年12月04日( 水 )

売れるネット広告社、グローバルフィンテック企業・SocialGoodと資本提携

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 (株)売れるネット広告社(東証グロース)は本日の取締役会において、グローバルフィンテック企業であるSocialGood(株)へ出資することを決めた。出資額や出資比率は明らかにしていない。

 SocialGoodは、米国を中心に世界200カ国以上で、買い物をした分だけ資産を増やすことができるWeb3アプリ「SocialGood App」を展開しており、ウォルマートやコストコなど世界中の大手EC企業2万社以上と提携している。同アプリを経由して提携ECサイトで買い物をすると、リワード(報酬)として暗号資産「SocialGood(SG)」がアプリユーザーに還元されるという革新的な仕組み(国内外でビジネスモデル特許取得済)で、流通総額は2023年第4四半期において前四半期比100%以上の成長を記録しているという。

 世界規模で7億人におよぶとされる「暗号資産×リワード」市場において、海外取引所に上場している暗号資産「SocialGood(SG)」は、ビットコインやUSドルのステーブルコインに交換・換金できることから、資産性に優れている。また、SocialGoodは将来的に日本国内の約500万人の暗号資産ユーザーおよび約9,000万人のEC利用者に対して、手元資金を投資せずに、誰もが無料で資産形成ができる、「SocialGood App 日本語版」の提供を目指している。

 今回の提携により、売れるネット広告社は「フィンテック・Web3・金融・暗号資産」領域の広告市場への新規参入を図る。また、「SocialGood App」において、売れるネット広告社のクライアントの商品を展開できれば、ブランドや商品の認知・流通増大につながるなど、顧客満足度向上にも期待している。

 「SocialGoodとの提携を、売れるネット広告社が暗号資産・金融分野の広告市場に参入する足がかりにすると同時に、売れるネット広告社のクライアントの販売機会の拡大にもつなげたいと考えています。また、成長著しい世界最大級のグローバル・クリプトリワード・プラットフォームを有する同社への出資そのものが、売れるネット広告社の企業価値を高めてくれることを期待しております」(売れるネット広告社 加藤公一レオ・代表取締役社長CEO)。

【松本 悠子】

SocialGoodの概要(2024年1月10 日現在)

SocialGood (株)
<所在地>
東京都千代田区丸の内1-8-2
<代表>
高岡 壮一郎
<事業内容>
暗号資産ポイント還元プラットフォームの運営
<資本金>
1億円
<設立>
2018年1月

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