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(一社)わらび座(秋田県仙北市、今村晋介代表)が2023年12月26日に発表した23年8月期の決算によると、経常収益(企業の収入に相当)は5億7,319万円(前期比257%増)、当期経常増減額(経常利益に相当)は7,029万円(前期比1481%増)、正味財産増加額(当期純利益に相当)は4,735万円(前期比1463%増)と増収増益となった。21年に再建のため、一般社団法人として再出発したわらび座であるが、22年8月期、23年8月期と2期連続で黒字を確保した。
ツアー公演料(全国ツアーの学校公演や一般公演)収入、劇場事業収入(わらび劇場収入と秋田県内における文化庁や秋田県の補助事業、委託事業)収入などいずれも順調に伸びた。
今後については、入場者数を増やしていくこと、わらび座にしかできない事業を行っていくとしている。経営課題として、コロナ禍での文化芸術団体に対する補助金や支援金が減少することから寄附金・スポンサー収入を増やすことにより基盤を安定化させることや、築50年を経過したわらび劇場の大規模な修繕を挙げている。
【茅野 雅弘】
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