2024年11月29日( 金 )

インバウンド客が屋台を救う

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 「インバウンド客の購買市場が5兆円を超えた」と新聞紙上で報道された。福岡でのインバウンドの主力は韓国・台湾・香港でかなりの部分を占めている。

 昨日、ソウル在住の経済評論家・劉氏に電話で取材した。「コロナで行動規制を受けていた韓国民たちは、久しぶりの解放感に浸るために海外旅行に活路を求めている。まずウォンに対する円の安さに目を付けて日本をターゲットにしている。移動時間もかからず楽であり、何回日本に行っても退屈しない。こういう理由でブームになっている」との回答であった。

夜、屋台5店が並ぶ場所
夜、屋台5店が並ぶ場所

    話を聞くや早速、同僚たち4名で中洲屋台に繰り出したのは午後6時。当初お客は日本人ばかり5名。ところが、午後7時過ぎるとインバウンド客が数組入ってきた。耳を傾けると韓国人や中国人のグループのようだ。屋台の女将は「最近では外国人客が4割を占めていますね」と嬉々としていた。

 インバウンド客は屋台にとって神さまのような存在だ。今後も、福岡へ押し寄せてきてくれることを期待したい。

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