日本株価が上昇する理由2
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NetIB-NEWSでは、政治経済学者の植草一秀氏のメルマガ記事を抜粋して紹介する。今回は、日本株価の上昇を予測できた理由について述べた1月22日付の記事を紹介する。
日経平均株価が1月15日に36,000円を突破した。
昨年年初に上梓した『千載一遇の金融大波乱』(ビジネス社)https://x.gd/8MnQpの帯に「日経平均3万6,000円突破も!」と明記した。昨年1月4日大発会の日経平均株価安値は25,661円。TRIレポート(『金利・為替・株価特報』)https://uekusa-tri.co.jp/report-guide/で2023年の日経平均株価急騰を予測してきた。
書名タイトルを『千載一遇の金融大波乱』としたのは、2023年前半に金融波乱が表面化することを想定したから。その金融波乱局面が日本株式投資の「千載一遇チャンス」を提供すると予測した。
昨年年初に日経平均株価36,000円突破の予測を明示して、信じる者は皆無だった。しかし、1年後の本年1月15日に日経平均株価は36,000円を突破した。この予測を提示できた者はほかに見当たらない。
TRIレポートの年次版として2013年から年間見通しの著書を刊行してきた。本年初に上梓した
『資本主義の断末魔』(ビジネス社)https://x.gd/xIij4はシリーズ第11弾にあたる。この11冊の著書のなかで、表紙に株価急騰の予測を数値入りで明記したのは3回。2013年版『金利・為替・株価大躍動』https://x.gd/2M9zt
表紙帯に「日経平均株価16,000円超」と明記した。2012年11月から日経平均株価は急騰に転じた。日経平均株価は2013年12月24日に16,000円を突破した。2017年版『反グローバリズム旋風で世界はこうなる』https://x.gd/fjnav
表紙帯に「日経平均2万3,000円、NYダウ2万ドル時代へ!」と明記した。2017年11月9日に日経平均株価は2万3,000円を突破した。2017年版は2016年11月の米大統領選直後に上梓したもの。当時はトランプが大統領に選出されれば米ドルとNYダウ・世界株価は暴落すると言われていた。2012年は11月に野田佳彦氏が衆議院解散を宣言。『金利・為替・株価特報』ではその直前に金融政策の変化と為替市場の円安進行の可能性を指摘。2012年12月発行号で日経平均株価暴騰の予測を明記した。
※続きは1月22日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「日経平均3万6000円予測の的中」で。
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