政治経済学者・植草一秀氏のブログ記事を抜粋して紹介。
2025年8月13日 06:00
日本と米国の関税交渉。格下が対応すべき事案でない。日本国民の利益、不利益に直結する話。関税率が25%から15%に下がると報じられて日本ではぬか喜びが主流だが、ディールの達人と言われるトランプが米国に損になるディールを主導するはずはない。
2025年8月12日 11:00
日本が批准している核兵器対策の条約はNPT。NPTは条約の通称“Non-Proliferation Treaty” の略称で、正式な条約名は“Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weapons”“proliferation”は拡散という意味。「核拡散防止条約」と呼ばれる。
2025年8月7日 14:40
1985年8月12日18時56分、群馬県上野村高天原山尾根付近にJAL123便が墜落した。乗員乗客524名のうち、520名が犠牲になった。
2025年8月6日 16:00
敗戦からまもなく80年の時間が経過する。日本敗戦の日は9月2日。8月15日を〈終戦記念日〉としてきたが適正と言えない。8月15日はポツダム宣言受諾の決定が国民に通知された日。
2025年8月5日 13:00
米国の雇用統計に異変が生じた。8月2日に発表された7月雇用統計で雇用者増加数が7.3万人と発表された。市場予想は10.8万人の増加。市場予想を下回ったことが〈異変〉ではない。
2025年8月4日 16:30
参院選では自公が議席を減らし、参政と国民が議席を増やした。自公は参院でも過半数割れに転落した。石破茂首相は参院選の勝敗ラインを著しく低い水準に設定した。
2025年8月1日 10:00
本年7月に地震と津波があるとの予知夢が喧伝されて注視していたが、7月30日にカムチャッカ半島沖で巨大地震が発生して津波も発生。日本にも1メートルを超える大津波が襲来している。
2025年7月31日 10:55
5月29日に開いたガーベラの風国会イベントで「地球温暖化CO2起源説のウソ」のテーマで極めて貴重な説得力のあるご講演を賜った工学博士で元静岡大学教員の松田智氏が拙著の書評を公開くださった。
2025年7月29日 09:00
官邸前で「石破やめるな」デモが開催されたと報じられた。石破首相が退陣すると高市早苗氏が新たな首相に就任するかも知れない。それは勘弁してほしい、との気持ちからデモが開催されたと伝えられている。たしかに高市早苗首相は最悪の事態。しかし、だからと言って「石破やめるな」は参院選で示された民意とはかけ離れている。
2025年7月28日 11:00
霞ヶ関を本拠地とする2つのカルト。ザイム真理教とホウム真理教。ザイム真理教については森永卓郎氏が広く世間にその存在を浸透させた。拙著『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』森永氏への追悼の気持ちを込めてその続編という心境で執筆した。財務省の正体を明らかにしている。
2025年7月25日 11:05
7月23日の石破首相と麻生、菅、岸田の元首相3氏との会談で石破首相の退陣が協議されたと見られる。8月中旬まで政治日程が立て込んでいる。
2025年7月24日 11:30
石破首相が辞任すると報道されたが石破首相が否定した。しかし、石破首相は辞任に追い込まれる。「美学」があるなら醜態を晒すべきでない。
2025年6月26日 16:30
6月25日に立憲民主党の野田佳彦氏が時事通信社などによるインタビューで「基本的には単独(政権)を目指すのが筋だ」と述べたと報じられた。
2025年6月24日 15:30
都議選で勝利を拾ったのは都民ファ。自公が否定され、立民が否定され、再生が自滅し、国民が急失速した結果、消去法で都民ファが浮上した。