2024年12月23日( 月 )

吉松福岡県議ら パーティ券問題で宮内衆議院議員に対し公開質問状送付

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(左から)吉田健一朗氏、吉田浩一氏、吉松源昭氏、井上正文氏
(左から)吉田健一朗氏、吉田浩一氏、吉松源昭氏、井上正文氏

 吉松源昭・福岡県議会議員(元議長)らは本日(30日)午前8時半から、福岡県庁(8階記者会見場)にて宮内秀樹衆議院議員(福岡4区、二階派)のパーティ券問題について、吉松氏を含む衆議院福岡4区選出の県議4名による共同記者会見を行った。ほかの出席者は、吉田浩一(福津市)、井上正文(宗像市)、吉田健一朗(古賀市)の各議員。多数の報道機関も詰めかけて、関心の高さがうかがわれた。

 今回の共同記者会見は、宮内氏に公開質問状を送付する旨の報告。会見開始後、吉松氏から公開質問状が読み上げられ、宮内氏に対し政治に対する国民の信頼回復のため、議員辞職もしくは自民党からの離党を求めるほか、2週間以内に記者会見を開き国民に説明することを求めた。

▲公開質問状▲
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 質疑応答において、吉松氏は今回の質問状送付の経緯について「大変な不信感を抱かれており、選挙区民、国民から自民党に対して多くのさまざまな声をいただいている。その声を代弁するため」と話した。

 自身が次期衆議院議員選挙において自民党の公認を求めており、今回の宮内氏への質問状は私怨ではないかとの質問には「もし、宮内氏が離党し無所属で選挙に出るのであれば、私も自民党への公認願いは取り下げ、正々堂々と無所属で出ます」と述べた。また、2週間以内に宮内氏が記者会見を行わなかった場合については「国民に選ばれた議員なので対応されると信じている」と語った。

県庁内の郵便局で質問状を投函する吉松議員
県庁内の郵便局で質問状を投函する吉松議員

    宮内氏は現在衆議院議員を4期目と、長年国会議員を務めているベテランだが、パーティ券問題についての対応はお粗末だ。この質問状に対してどのような対応を行うのか、国民の声に誠心誠意の対応することを期待する。

【内山 義之】

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