2024年12月23日( 月 )

Lib Work、24年6月期中間決算は大幅な増収増益 事業拡大に11億円を資金調達

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中間決算は大幅な増収増益

    ウェブマーケティングによる戸建住宅の企画・施工・販売などを手がける(株)Lib Work(本社:熊本県山鹿市、瀬口力代表、東証グロース)はこのほど、24年6月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は78億8,400万円(前年同期比20.9%増)、営業利益は3億6,100万円(同328.5%増)、経常利益は3億8,300万円(同342.4%増)、四半期純利益は2億4,400万円(同614.6%増)で、大幅な増収増益となった。

 決算要因については、デジタルマーケティングによる効率的な集客によって販売費・一般管理費の削減につながったことや、住宅版SPAをはじめとする粗利改善の推進が一定の効果を出していることなどの結果、大幅な増収増益につながったとしている。

 通期の業績予想については、売上高は170億円(前期比19.9%増)、営業利益は5億9,000万円(同97.2%増)、経常利益は6億円(同91.0%増)、当期純利益は3億7,000万円(同113.2%増)と期初予想から変更はなく、増収増益を予想している。

11億円を資金調達

 また同社は、新株発行などによって約11億円を調達することも発表した。

 調達資金の主な使途としては、3Dプリンターを活用した住宅施工に向けた研究開発費ならびに事業運営費として2億6,200万円、関東および九州圏内におけるインショップ型(商業施設内の区画に原寸大のモデルハウスを建築)店舗における建築費用として2億4,000万円などとしている。

【寺村朋輝】

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