MrMax、2月期経常利益予想を下方修正、大幅減益に 値下げ裏目で粗利益率悪化

　ミスターマックスHDの業績が冴えない。2024年2月期は値下げが裏目に出て粗利益率が悪化、経常利益を下方修正し大幅減益に沈む。巣ごもりブームで黒字転換した小売業の収支は再び赤字になる見通しだ。

　第3四半期（23年3～11月）の連結経常利益が前年同期比29.0％減だったのを受け、通期予想を29億円と当初から9億円引き下げた。前期比35.9％の大幅減となる。粗利益率が第3四半期で21.76％と前年同期から0.95ポイント減と大幅悪化したのが主因だ。同業他社が原価高を売価に転嫁したのに対し、販売拡大を狙ってナショナルブランド、プライベートブランドとも値下げする“逆張り戦術”に出たが、想定ほど売上が伸びていなかった。

※この記事は1月24日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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