三井ハイテックの24年期決算は増収減益 電子部品事業の減益響く
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(株)三井ハイテック(本社:北九州市八幡西区、三井康誠代表)は12日、24年1月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は1,958億8,100万円(前期比12.2%増)、営業利益は181億1,900万円(同19.8%減)、経常利益は217億3,300万円(同4.1%減)、当期純利益は155億4,500万円(同11.6%減)で、増収減益となった。
自動車業界における車載用半導体の供給不足緩和や電動車関連の需要堅調などにより売上高は増加したものの、半導体業界での在庫調整などが影響し電子部品事業の営業利益が57億4,500万円で同53.0%減と大幅に減り、全体利益を押し下げた。
25年の業績予想については、売上高は2,370億円(前期比21.0%増)、営業利益は210億円(同15.9%増)、経常利益は200億円(同8.0%減)、当期純利益は140億円(同9.9%減)を予想している。増収と営業利益の増加については、カーボンニュートラル社会の実現や情報化社会の高度化を背景に、自動車分野と半導体分野における需要増を見込んでいるためとしている。
【寺村朋輝】
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