2024年11月21日( 木 )

九州への外国人入国者数が5カ月連続でコロナ禍前超え

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 九州運輸局は22日、2月の通常入国(通常手続きで入国審査を受けた入国で、クルーズ船などの簡易手続きを除く)による九州への外国人入国者数の速報値を発表した。

 それによると、2月の九州への通常入国者数は、34万1,619人となり、コロナ禍前の実績参考値である18年2月の31万2,460人を超えた。これによって九州への通常入国者数は23年10月から5カ月連続して30万人を超え、いずれも18年同月の実績を上回ったことになる。

2月が1月を上回り、増加途上を示す

 注目すべきは、2月の通常入国者数が1月の33万9,650人を上回ったことだ。通常、1月から3月にかけては入国者数が減少傾向にあるが、本年は逆に増加したことになり、九州への通常入国者数がさらに増加途上にあることを示している。インバウンド需要のさらなる拡大が期待される。

【寺村朋輝】

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