新体制4年目の西友・サニー（3）地域の需要にどう向き合うか

　福岡市中央区のサニー平尾店の2階にある西友平尾オフィス。かつては取引先の営業マンが廊下まであふれていたが、今は訪問客もなく少数の生鮮バイヤーと管理要員がいるだけだ。ウォルマートは仕入部門を東京本社に統合し商談は本社で行われるようになった。日配メーカーなど地元業者はメールか電話で済ませるしかなくなった。

　ウォルマートの中央集権システムでは本部集中仕入れで原価を下げられるかもしれないが、地域の情報が入りにくくなり、まして地域の埋もれた商材の発掘などはできなくなった。

※この記事は3月4日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>