2024年12月23日( 月 )

ヤマエグループHD、2024年3月期決算 増収増益

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 10日、ヤマエグループホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、大森礼仁代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は7,127億1,700万円(前期比21.2%増)、営業利益は139億1,900万円(同20.2%増)、経常利益は147億5,700万円(同21.4%増)、当期純利益は84億5,600万円(同7.5%増)で、増収増益となった。

 主な決算要因としては、主力となる食品関連事業において、コロナ禍明けの行動制限解除やインバウンド需要回復などを受け、主に外食産業を中心とした消費の回復により売上・利益とも堅調に推移したことや、前期に同社グループ入りした日本ピザハット・コーポレーションや、当期にグループ入りしたコンフェックスホールディングスなどの子会社業績が寄与した結果、セグメント売上高は5,054億1,200万円(同28.1%増)、セグメント営業利益は103億4,000万円(同64.1%増)となった。

 また、糖粉・飼料畜産関連事業においても、インバウンドの増加による土産物や外食需要の拡大で、砂糖・小麦粉・油脂など食品原材料の販売が増加したことが寄与し、売上高は1,039億4,900万円(同7.3%増)となり、セグメント営業利益は26億8,300万円(同56.9%増)となった。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は9,000億円(同26.3%増)、営業利益は170億円(同22.1%増)、経常利益は180億円(同22.0%増)、当期純利益は90億円(同6.4%増)で、さらに増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事