釜山の国際映画祭、大物俳優を集め大盛況
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第20回釜山国際映画祭が10月1日から10日まで、韓国・釜山市で開催された。1996年に始まり、毎年、世界から人気・実力トップクラスの俳優や女優を招致していることで、「アジア最大級の映画祭」として国際的な認知度を高めている。今年はハリウッドからティルダ・スウィントン氏、ハーベイ・カイテル氏、フランスからソフィー・マルソー氏、中国からタンウェイ氏らの「ビックネーム」が参加。また韓国国内からもソン・ガンホ氏、ファン・ジョンミン氏ら、抜群の人気を誇る面々が揃うとあって、韓国国内からも一般観覧客で溢れた。
釜山への交通は期間中ほぼパンク状態、釜山市内のホテルは軒並み満室となり、宿泊価格も一気に高騰した。今年の開幕日、釜山地域は暴風雨に見舞われたが、会場やその周辺には多くの観覧客で溢れた。福岡市からも期間中に、高島宗一郎市長が訪問し、釜山市の徐秉洙(ソビョンス)市長の歓迎を受けた。
映画祭では、75の国と地域から300本を超える映画が集められ、海雲台(ヘウンデ)、センタムシティ、ナンポドンなど6映画館35スクリーンで上映された。日本からは長澤まさみさんや佐藤健さんらが登壇。台湾からもチェンボーリン氏やカリーナラム氏など国内トップクラスの俳優・女優が出席したことで、台湾メディアでも大々的に報じられた。
【杉本 尚丈】
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