2024年11月21日( 木 )

売れるネット、新子会社「売れるフリーランス育成社」設立と新事業開始を発表

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 福岡市に本社を置く(株)売れるネット広告社(加藤公一レオ代表/東証グロース)は6月4日開催の取締役会において、ウェブマーケティング系フリーランスの人材育成とeラーニング事業に特化した新子会社「(株)売れるフリーランス育成社」の設立と新事業の開始を決めた。

 (株)売れるフリーランス育成社設立の背景には、日本のウェブマーケティング業界が、深刻な人材不足に直面しており、ウェブマーケティング系フリーランスの需要が高まっていることがある。矢野経済研究所によると、デジタル人材関連サービス市場は2022年度に前年度比10.8%増の1兆1,754億円(推計)、24年度には1兆3,555億円に成長すると予測されている。

 その一方で、今後フリーランス人材が急増し、競争が激化する市場となることを鑑みると、ウェブマーケティング人材の継続的なスキル向上も課題となることから、売れるフリーランス育成社の事業活動を通じて社会問題の解決に貢献していく方針だ。

 「プロデューサー型フリーランス人材1万人の創出」をビジョンに掲げた同社は、今後、サラリーマンや学生、主婦など副業を始めたい人を対象に、国内企業から求められるウェブマーケティングスキルを短期間で学べるコースをつくり、(1)ウェブマーケティング系フリーランスの人材育成、(2)売れるネット広告社グループのクライアントから案件を発注できる環境の実現、(3)人材派遣事業を開始。企業案件を受注できる環境の実現に取り組んでいく。

■新設子会社の概要
(株)売れるフリーランス育成社

代表取締役社長CEO
大西択弥レガーラ氏

<所在地>
東京都港区台場2-3-1
トレードピアお台場 20F
<代表>
大西択弥レガーラ
<事業内容>
ウェブマーケティング系フリーランスの人材育成・eラーニング
<資本金>
1,000万円
<設立>
2024年8月(予定)
<備考>
新会社設立にあたり、(株)売れるネット広告社が510万円の資本金を支出する予定

【松本悠子】

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