2024年12月24日( 火 )

メディアファイブ、24年5月期決算は増収減益 今後の人材戦略が焦点

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 11日、メディアファイブ(株)(本社:福岡市中央区、河野活代表)は2024年5月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は18億3,500万円(前期比5.0%増)、営業利益は1,100万円(同35.3%減)、経常利益は500万円(同65.1%減)、当期純利益は300万円(同58.0%減)で、増収減益となった。

 来期(2025年5月期)の業績予想については、売上高は18億6,500万円(前期比1.6%増)、営業利益は1,100万円(同7.0%減)、経常利益は500万円(同10.6%減)、当期純利益は100万円(同63.3%減)で、増収減益を予想している。

 今後の見通しについて、同社は、情報サービス業界では慢性的なIT人材不足が続いているとしたうえで、業績向上に必要なITエンジニアの採用・確保のために処遇改善などの施策を行ってきたが、予想以上に厳しい状況が続くとしており、人材戦略における苦戦がうかがえる。また、今後への施策として24年6月より組織改編を行ったとしており、これにより利益確保の道筋がつけられるかが注目される。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事