2024年07月17日( 水 )

AZ HOTELのアメイズ、24年11月期中間決算 増収減益も営業利益率20%超をキープ

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 7月12日、(株)アメイズ(本社:大分市、穴見賢一代表)は2024年11月期中間決算を発表した。それによると、売上高は87億6,200万円(前期比6.6%増)、営業利益は18億3,300万円(同7.9%減)、経常利益は16億6,200万円(同8.8%減)、四半期純利益は10億9,600万円(同8.4%減)で、増収減益となった。

 主な決算理由としては、コロナの収束や円安によって訪日外国人が増加しており、観光需要は順調に回復しているとしたうえで、ドミナント効果やネット販売強化施策などにより宿泊利用が堅調であったことや、飲食部門でも館内外店舗において利用が増加していることから、前年同期と比べ増収になったとしている。しかし、一方で、原材料価格の高騰や、給与水準の引き上げにともなう人件費の増加や稼働率の向上による業務委託費およびリネン費等の増加によって減益になったとした。しかし、営業利益率は依然として20.9%の高収益をキープしている。

 同社は同事業年度末において、ホテルが87店舗(直営84店舗、FC3店舗)、館外飲食店を4店舗運営している。

 通期(25年11月期)の業績予想については、売上高は170億円(前期比0.6%増)、営業利益は36億円(同9.9%減)、経常利益は32億円(同12.4%減)、当期純利益は21億円(同9.7%減)で増収減益も営業利益率20%超を予想している。

【寺村朋輝】

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