2024年12月22日( 日 )

今宿の長垂海浜公園にレストランやショップ、新たな賑わい創出へ

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 福岡市は、民間活力の導入によって都市公園の活性化を図る、Park-PFI制度を活用して、長垂海浜公園(西区)と香椎浜北公園(東区)で新たな賑わい創出を目指す。市では実現に向けて事業者公募を実施。この程優先交渉権者を決定した。

整備イメージ 市公表資料より
整備イメージ 市公表資料より

    JR今宿駅から徒歩10分圏内の長垂海浜公園は、(株)オペレーションファクトリーと(株)SALTのグループが優先交渉権者に決定。2025年度以降に工事に着手する予定で、26年夏頃の供用開始を目指している。

 基本方針として、公園が舞台となる“交流の街づくり” Park Oriented Cityを掲げ、今津湾、博多湾、能古島に臨むSHOP棟(SEASIDE横丁)・レストラン棟(bird tree)・OPEN SPACEが整備される。

 香椎浜北公園は、(株)百田工務店を代表企業とする、三浦造園土木建設(株)、九州グラウンド(株)、(株)SAITO、(有)デザインネットワークのグループが優先交渉権者に決定。25年度以降の着工、26年春頃の供用開始を予定している。

 御島海域を臨む水辺の景勝地という立地特性を生かし、来園者を迎えるエントランスガーデンや景色を楽しむことができる木造2階建の憩いの場「ウミノテラス」など、市民の憩いと交流を促進する新たな拠点を整備する方針となっている。

整備イメージ 市公表資料より
ウミノテラスイメージ 市公表資料より

 市ではPark-PFI活用に向けて、箱崎公園、多々良川緑地、箱崎ふ頭記念公園、山王公園、中比恵公園、音羽公園、千代東公園、春吉公園、今泉公園、今津運動公園の、全10公園を対象にサウンディング型調査を実施しており、調査結果次第では、今後も民間事業者による市内の公園リニューアルが進むことになる。

【代源太朗】

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