2024年10月01日( 火 )

西公園整備事業、PFI公募でアイ・ケイ・ケイHDと三軌建設らのグループに決定

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整備エリア全体のイメージ
整備エリア全体のイメージ

 30日、福岡県は福岡市中央区にある西公園の再整備事業について、結婚式場を運営するアイ・ケイ・ケイホールディングス(福岡本部:糟屋郡志免町、金子和斗志代表)と三軌建設(株)(本社:福岡市博多区、前川聡幸代表)らのグループで進めることを発表した。

施設イメージ
施設イメージ

    整備されるのは、西公園の北側にある中央駐車場に隣接する中央展望広場があるおよそ3,100m2のエリア。

展望デッキイメージ
展望デッキイメージ

    現時点の計画概要では、180m2の展望デッキのほか、875.15m2の敷地に1階RC造・2、3階鉄骨造の施設が建設され、施設内には眺望を楽しむことができるカフェ、レストラン、多目的ホール、貸会議室などを入れる予定としている。施設の利用開始は26年3月を見込む。

 福岡県は21年度に策定した西公園再整備基本計画に基づき、官民連携で西公園の「にぎわいの核」を整備することとし、Park-PFI※を活用して、飲食店をはじめとした新たな西公園の「顔」となる施設を整備する民間事業者を公募していた。

多目的ホール(上)、カフェ(下)のイメージ
多目的ホール(上)、カフェ(下)のイメージ

※Park-PFI(公募設置管理制度)
 17年の都市公園法改正により新たに設けられた制度。飲食店、売店等の公園利用者の利便を向上させる公募対象公園施設の設置と、施設から生じる収益を活用して、施設周辺の整備・改修などを一体的に行う者を公募する制度のこと。^

【寺村朋輝】

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