2024年10月08日( 火 )

売れるネット広告社がマスメディア進出 堀江貴文氏率いるCROSS FMと業務提携

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売れるネット広告社 CROSS FMと業務提携

 (株)売れるネット広告社(加藤公一レオ代表/東証グロース)は7日、(株)CROSS FM(福岡県北九州市、堀江貴文・代表取締役会長、大出整・代表取締役社長)と業務提携契約を締結したことを発表した。

 日本の広告費(2023年)は、総広告費7兆3,167億円で、インターネット広告費においては3兆3,330億円と過去最高を更新。また、マスコミ四媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア)の広告費は2兆3,161億円と依然として大きな市場規模を有し、ラジオ媒体においては、前年比100.9%の1,139億円と堅調に推移している(参照元:(株)電通2023年日本の広告費)。

 売れるネット広告社は創業以来、インターネット広告を中心としたクラウドサービスやマーケティング支援サービスを提供しており、今回のCROSS FMとの業務提携によりラジオ媒体での新規事業を展開する。さらに今後は「世界中をダイレクトマーケティングだらけにする!」というビジョンのもと、マスコミ四媒体への事業領域の拡大を目指すとしている。なお、同社代表取締役である加藤公一レオ氏はCROSS FMへの出資を行い、取締役(CMO)に就任している。

売れるネット広告とCROSS FM業務提携の
取り組み内容

①「成果報酬型新マーケットプレイス事業」の企画・開発

深夜帯(26時~5時)においてホワイトスペース(広告枠がゼロ)を「成果報酬型広告枠」として活用するなど、「成果報酬型新マーケットプレイス事業」を協働で立ち上げ、企画・開発・推進。

②ラジオの広告効果測定プラットフォームの協働開発

ラジオ広告における広告効果の測定、費用対効果の検証および【A/Bテスト】実施による広告最適化を行うなど、ラジオ広告における広告の費用対効果を可視化し、PDCAを回すことが可能となるようなプラットフォーム開発を協働で目指す。

③ラジオ放送と連動したデジタル広告の企画・開発

ラジオ番組を動画コンテンツ化し、インターネットや他メディアでの配信や、収録した動画を動画広告、デジタル広告に活用するなど、ラジオ以外の広告メディアで活用することを目指す。

■(株)CROSS FMの概要

 (株)CROSS FMは、福岡県北九州市小倉北区に本社を置き、福岡県内を放送対象地域とする超短波放送事業を行う特定地上基幹放送事業者。コールサインはJORV-FM。

 2023年堀江貴文氏が代表取締役会長、大出整氏が代表取締役社長に就任し、「電波をつかった、大実験をしよう」をコピーに掲げ、これまでのラジオ局や放送局が手がけなかった新しい施策に着手している。

URL:https://www.crossfm.co.jp/
メディアガイド:https://www.ureru.co.jp/files/uploads/crossfmmediaguide.pdf

■(株)CROSS FM経営陣

【松本悠子】

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