2024年12月23日( 月 )

もう迷わない!「定型化」でチラシ製作を効率化

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 チラシづくり、面倒だなと感じたことはありませんか?プロに頼むほどでもないチラシを自分でつくるのは、たしかに手間がかかりますよね。でも、その作業を定型化してしまえば、もっと楽に、効率良くつくれるようになります。

 たとえば、こんな風に進めてみてはいかがでしょう。まず、ABCDEのように、枠を決めて情報を配置する場所を固定します。

 Aには、チラシのメインとなる情報を入れます。ただし、「スプリングキャンペーン!」のようなタイトルを大きく書くだけでは不十分です。「キャンペーンで何が得られるのか?」を明確に伝えることが重要です。この部分には、チラシ全体の1/4~1/3のスペースを使って、読者が得られるメリットを大々的に書きましょう。

メリット

 Bには、読者が行動を起こす理由を提示します。よくある例としては、「あなたは次の項目に当てはまりませんか?」という問いかけです。たとえば、「○○○で困っている」「○○○○が実は気になっている」など、読者が共感できる内容を並べてみましょう。

理由

 Cには、特典などの誘因を入れます。自由度が高い部分ですが、特典を追加することで、読者が「やらなきゃ!」と思うきっかけをつくりやすくなります。

特典

 Dには、詳細を載せましょう。読者の「不安」を解消するためのスペースです。問い合わせ前に気になるであろうことを、詳しく説明してください。

くわしく

 Eには、お問い合わせ先や住所を記載します。

 ルールを決めてしまえば、次からは情報を流し込むだけで、チラシが完成します。レイアウトや入れるべき情報がすでに決まっているので、時間の節約になります。広告をつくるのはたしかに大変ですが、多くの時間をかけるのも難しいですよね。まず定型化を試してみてください。


<プロフィール>
山本啓一

(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。

月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?

福岡のまちに関すること、再開発に関すること、建設・不動産業界に関することなどをテーマにオリジナル記事を執筆いただける方を募集しております。

記事の内容は、インタビュー、エリア紹介、業界の課題、統計情報の分析などです。詳しくは掲載実績をご参照ください。

企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。報酬は1記事1万円程度から。現在、業界に身を置いている方や趣味で再開発に興味がある方なども大歓迎です。

ご応募いただける場合は、こちらまで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点ございましたらお気軽にお問い合わせください。(返信にお時間いただく可能性がございます)

関連記事