タコスキッド太宰府市議、福岡5区に無所属で立候補を表明
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太宰府市議会議員で現役プロレスラーのタコスキッド氏(48)が8日、県庁で記者会見を行い、次期衆院選に福岡5区から無所属で立候補することを表明した。
タコスキッド氏は旧立花町(八女市)出身。第一経済大学(現・日本経済大)を中退後、プロレスラーとして活動し、東日本大震災を契機にボランティア活動にも取り組んできた。2021年から太宰府市議を務める一方で、子どもに関する支援活動に取り組んでいる。
タコスキッド氏は8月のインタビューにおいて、「自助・共助・公助といわれながら、公助がまったく足りていない」と指摘し、「困っている人たちの側に立つ政治を行いたい」との思いを述べていた。市議として活動していくなかで、地方議員の限界を感じ、「国政を変える必要がある」と決心したという。
今回の立候補にあたり、「現在の日本では貧困が広がっており、政治家として経済の立て直しを行う」と訴え、消費税やインボイス制度の廃止を掲げている。
福岡5区は同氏の他に、自民党新人の栗原渉氏(59)、立憲民主党現職の堤かなめ氏(63)、日本維新の会新人の松尾嘉三氏(56)、共産党新人の村山正美氏(79)、参政党新人の岡部吉高氏(42)が立候補を表明している。
【近藤将勝】
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