後退一途の中堅スーパー5社 旧態依然の店づくり抜け出せず
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かつては地域の有力スーパーだった企業が凋落している。大和(鹿児島県)、川食(福岡県)、永野(宮崎県)、ダイキョープラザ(福岡県)、麻生芳雄商事(同)の5社の売上高は10年前から大きく減った。ディスカウントストア(DS)やドラッグストアの出店攻勢に対し、旧態依然とした店づくりで市場変化への対応が遅れたことによる。5社とも利益は不明で経営内容が詳らかでないのも共通する。
大和は2000年代初頭の最盛期には400億円を超え、タイヨーと県スーパー業界を2分した。寿屋大型店の買収が裏目に出て以後は後退の一途で、10年前比で約60億円減った・・・
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