人件費高が重荷、3社が経常減益 上場4社の8月中間決算

　上場4社の8月中間決算は、ミスターマックスHDを除き前年同期比で経常減益になった。売上は増えたが、賃上げによる人件費の上昇を吸収できなかった。競争激化で粗利益率が悪化したのも響いた。食品値上げで前期まで順調に伸ばしてきたスーパーの収益は人件費高で転換点を迎えた。

　イオン九州は出店と既存店の好調で3.9％の増収になったが、販管費が増収率を上回る6.7％増加したことに加え、粗利益率が悪化し47.7％の大幅減益に沈んだ。賃上げとパート・アルバイト時給の引き上げで単体人件費は6.2％増えた・・・

※この記事は10月16日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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