2024年12月23日( 月 )

RKB毎日HD、25年3月期中間決算 システム関連は堅調も放送が低調で減収減益

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 12日、(株)RKB毎日ホールディングス(本社:福岡市早良区、佐藤泉代表)は2025年3月期第2四半期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は107億7,900万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は2億1,900万円(同42.1%減)、経常利益は3億3,200万円(同31.3%減)、当期純利益は1億8,300万円(同29.3%減)で、減収減益となった。

 決算要因としては、まず主業である放送事業は収入65億700万円(前年同期比 1.5%減)、営業損失6,900万円(前年同期は営業損失500万円)となった。そのうちテレビ部門は収入60億4,200万円(前年同期比 1.8%減)で、スポット収入は0.7%増となったものの、タイム収入が5.9%減となったことが響いた。

 一方、システム関連事業は、医療機関へのシステム導入支援、小売チェーン店へのIT機器・ソフトウェア販売および情報システムサポートなどが堅調で、収入33億5,900万円(前年同期比 5.7%増)、営業利益2億7,800万円(前年同期比 19.1%増)となったが、主力の放送事業の減収を補うには至らなかった。

 通期(25年3月期)の業績予想については、売上高は235億円(前期比1.5%減)、営業利益は8億円(同37.7%減)、経常利益は9億6,500万円(同33.7%減)、当期純利益は4億8,000万円(同33.1%減)で、減収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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