難民問題を描いた『ザ・ウォーク』が映画祭で上映
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映画の配給・宣伝・制作を手がけるユナイテッドピープル(株)(福岡県糸島市、関根健次代表)からのニュースレター「ユナイテッドピープル通信」の一部を抜粋して紹介する。
第19回難民映画祭が開幕しました。オープニング映画に当社が推薦し、日本配給がつい先週決定した『ザ・ウォーク ~少女アマル、8000キロの旅~』が選ばれ、日本プレミア上映に参加しました。
上映に合わせてタマラ・コテフスカ監督とジャン・ダカール撮影監督の2人が来日。上映前にオフィシャルインタビューを行いました。コテフスカ監督は、前作『ハニーランド 永遠の谷』で世界50以上の映画祭でグランプリを受賞し、2020年には2つのアカデミー賞にノミネート。2つの異なる部門(ドキュメンタリーとフィクション)でノミネートされた史上唯一の作品です。
そんな彼女が次に選んだのが難民問題でした。北マケドニアは、難民に国境を閉ざすなど冷たい対応をしていたことから、関心をもっていたトピックだそうです。
「難民は決して社会の負担となる存在ではなく、多様でさまざまなスキルを持つ人がたくさんいる。映画で難民への理解が進み、寛容な対応を期待したい」と話しました。
ただ、映画の舞台となったトルコでは地震によって破壊され、パレスチナは攻撃によって撮影した場所が破壊されてしまったことを嘆いていました。
満席となった会場では『ザ・ウォーク』をご覧になり、涙していた方もいたようです。さて、第19回難民映画祭はオンライン開催の機会があり、11.30(土)まで困難を生き抜く難民の力強さに光をあてた6作品がご覧になれます。ぜひ、『ザ・ウォーク』他をご覧ください。
▼難民映画祭 | 国連UNHCR協会
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff法人名
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