福岡・篠栗町長選、明日投開票~現職と元県議の一騎打ち
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任期満了にともなう福岡県篠栗町長選(12日告示)は、17日投開票が行われる。6選を目指す現職の三浦正氏と、元福岡県議で新人の冨永芳行氏の一騎打ちの戦いとなっている。
篠栗町は、南蔵院の巨大な釈迦涅槃像や「日本三大四国」の1つである篠栗四国八十八ヵ所があり、寺院巡りや御朱印集めなど観光が盛んな地域である。
一方、福岡市のベッドタウンである糟屋郡のなかで篠栗町は、西部地域は福岡市に近く人口が増加しているが、東部地域が山間部であり、今後、人口減が進むことが予想されている。
選挙戦において、地域経済の活性化やまちづくりが争点となっている。現職の三浦正氏は2004年より町長を務めており、県町村会副会長を務めるベテランの安定感を評価する声の一方で、刷新を望む声も少なからずある。
10月30日に開催された冨永氏の総決起集会には、町民や冨永氏が県議時代所属した民主県政県議団の県議、推薦を受ける連合福岡の関係者など約200名が集まり、前町長・横山久義氏も出席していた。
12年ぶりの選挙戦であるが、ベテランの現職と、変革を訴える新人どちらを町民は選択するのか、注目されている。
【近藤将勝】
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