ドラッグストア大手6社の今期、ウエルシア以外は増収増益 競争激化、経費増で下期の収益環境は不透明

　ドラッグストア大手6社の今期は、ウエルシアHDを除く5社が前期比で実質増収増益になる見通しだ。ただ、マツキヨココカラ&カンパニー（C）とサンドラッグの9月中間期は経常減益だった。一本調子で成長してきたドラッグだが、競争激化と節約志向の高まり、人件費増で下期の事業環境は予断を許さない。

　ウエルシアHDは、8月中間決算が前年同期比22.0％の大幅経常減益になったことから通期の経常利益予想を510億円から380億円に下方修正した。一転20％強の減益になる。上期は競争激化で粗利益率が悪化する一方、賃上げで販管費が増収率の3.2％を上回る6.0％増えた・・・

※この記事は12月3日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
※「流通メルマガ」試読申し込みフォームはコチラ >>