原崎・福津市長、来年2月の市長選出馬表明
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任期満了にともなう福津市長選(来年2月2日告示、9日投開票)に現職の原崎智仁市長が無所属で立候補することを表明した。福津市長選への立候補表明は5人目となる。
原崎氏は同市出身で、市議を経て2017年の市長選で当選した。原崎市長は、2期目に取り組んだ「潮湯の里夕陽館」の民営化決定などを実績として挙げ、3期目では産学官の連携を進める考えを示している。
一方で、教育長の人事案件を議会が承認せず、昨年4月から教育長不在のまま教育委員が職務代理者を務めており、保守系議員や、リベラル系の議員からも原崎市長の市政運営に疑問を呈する声がある。
福津市は福岡市のベッドタウンとして人口が増加している。児童・生徒数も急増し、市内の小学校7校のうち3校が31学級以上という過大規模校となっている。
そのような状況下、同市宮司地区で小学校の建設計画が進められているが、洪水浸水が想定される区域での盛り土工法による小学校の新設計画に対し、周辺地域への浸水リスクが指摘されており、市民から懸念する声が上がっている。これに対し、原崎市長は、防災対策を行い、予定通り小学校の建設を進めることも明らかにした。
同市長選には、前市議の横山良雄氏、市議の福井崇郎氏、元市職員・小田幸暢氏、企画会社社長・刀禰詩織氏が、いずれも無所属での立候補を表明している。
【近藤将勝】
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