2025年01月08日( 水 )

福岡県内で25年実施予定の地方選~県知事選や15市町村で首長選

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 福岡県内では26日に北九州市議選が行われるほか、3月に県知事選、15市町村において任期満了にともなう首長選挙が行われる。

 北九州市議選では、昨年11月に行われた立候補予定者説明会に99陣営が参加。前回(2021年)の81人を上回る立候補が見込まれる。衆院選で自民・公明両党が少数与党に転落。国政の状況をにらんで、政令市である北九州市における勢力拡大と、武内和久市長との距離感をめぐって思惑が交錯しており、これまでにない激しい戦いが予想されている。

 福岡県知事選は3月6日に告示され、同23日に投開票が行われる。現職の服部誠太郎知事は、再選を目指すことを表明しており、前回と同じく県政与党を構成する自民党や、旧民主系(立憲・国民)などが応援し、県農政連、連合福岡などが推薦を行う。これに対して共産党は、市民団体と連携するかたちで候補者擁立を検討している。

 2月から4月にかけて、福津・豊前・柳川・小郡の4市で市長選、大任、筑前の2町で町長選が行われる。また、那珂川市と香春・粕屋の2町は、議員選挙が予定されており、11月には筑後市長選が行われる。

 この他、選挙日程が決まっていない中間市や大野城市などの市長選、太宰府市などで市町村議選が行われる見込みである。

 7月には参議院議員選挙が控えているが、これらの地方選は国政選挙を支える各政党の担い手となる地方議員や政策的に合致した首長をどれだけ確保できるかが注目される。各党が党勢拡大を目指してしのぎを削る激しい戦いとなることは間違いない。

【近藤将勝】

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