Lib Work 25年6月期中間決算 増収増益

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 12日、(株)Lib Work(本社:熊本県山鹿市、瀬口力代表)は2025年6月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は80億7,000万円(前期比2.4%増)、営業利益は3億7,800万円(同4.7%増)、経常利益は3億8,500万円(同0.6%増)、四半期純利益は2億2,400万円(同8.2%減)で、増収増益となった。

 決算要因としては、ショッピングモールへのモデルハウス出店による集客効果や、帝人(株)との戦略的パートナーシップによる新商品の投入、3Dプリンターハウス事業の進展などが寄与した。また、プラットフォーム事業におけるライセンス数および加盟企業数の増加も売上成長を支えた。一方で、世界的なインフレによる原価上昇に対し、グループ全体での原価削減努力や建売事業の堅調な販売によって粗利を確保したが、人件費や設備投資などの先行投資負担もあった。

 通期(25年6月期)の業績予想については、売上高は180億円(前期比16.6%増)、営業利益は8億円(同61.4%増)、経常利益は8億1,000万円(同35.4%増)、当期純利益は4億4,000万円(同13.5%増)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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