協立エアテック、2024年12月期決算 減収増益

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 13日、協立エアテック(株)(本社:糟屋郡久山町、久野幸男代表)は2024年12月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は117億3,200万円(前期比1.4%減)、営業利益は6億8,400万円(同1.1%減)、経常利益は7億2,700万円(同1.6%減)、当期純利益は4億9,800万円(同2.1%増)で、減収増益となった。

 決算要因としては、ビル設備部門における主力製品の受注確保や、住宅設備部門での全館空調システムなどの販売拡大に取り組んだものの、資材価格の上昇や価格競争の激化が響き、売上高と営業・経常利益は前年をわずかに下回った。一方で生産効率向上とコスト削減活動を徹底した結果、最終利益は増益となった。

 来期(25年12月期)の業績予想については、売上高は117億円(前期比0.3%減)、営業利益は6億2,000万円(同9.5%減)、経常利益は6億3,000万円(同13.4%減)、当期純利益は4億3,000万円(同13.8%減)で、減収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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