アンサーHD、25年6月期中間決算 減収減益

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 14日、(株)アンサーホールディングス(本社:北九州市小倉北区、三谷俊介代表)は2025年6月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は8億4,900万円(前年同期比6.8%減)、営業利益は5,700万円(同0.2%減)、経常利益は3,500万円(同13.9%減)、四半期純利益は4,000万円(同16.4%減)で、減収減益となった。

 決算要因としては、不動産業界における建築費高騰による販売価格上昇と供給戸数の低迷が影響するなか、売買再販事業で受注件数が低迷し計画未達となったことが大きい。一方、賃貸管理事業では安定した賃料水準と入居率向上に努めたが、人件費増加により利益を押し下げた。リフォーム事業も販売件数が伸び悩んだことが響いた。また、営業外の損益としては、支払利息2,400万円を投資有価証券売却益の2,300万円で賄った。

 通期(25年6月期)の業績予想については、売上高は19億7,400万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は9,000万円(同15.2%減)、経常利益は5,200万円(同21.9%減)、四半期純利益は5,000万円(同30.4%減)を予想している。

【寺村朋輝】

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