旭有機材、25年3月期の業績予想を下方修正

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 26日、旭有機材(本社:宮崎県延岡市、中野賀津也代表)は2025年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。

 発表によると、修正後の予想では、売上高は前回発表の870億円から840億円へと30億円(3.4%)減少する見込み。営業利益は120億円から105億円へと15億円(12.5%)減、経常利益は121億円から107億円へと14億円(11.6%)減となる。当期純利益は85億円から73億円へと12億円(14.1%)の減少となっている。

 下方修正の理由として、同社は、管材システム事業における半導体関連案件の延期や見直しを挙げた。また、樹脂事業では素形材製品の売上数量減が影響したと説明している。

 24年3月期の実績は、売上高が874億2,600万円、営業利益が155億7,600万円、経常利益が160億7,600万円、当期純利益が113億8,200万円だった。今回の修正予想に基づくと、前期比でも減収減益となる見込みとなっている。

【寺村朋輝】

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