【倒産】丸住製紙（株）ほか2社（愛媛）製紙

民事再生法適用申請
負債総額　587億7,500万円

　同社と関連の丸住ライン（株）、丸住エンジニアリング（株）は2月28日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、監督命令を受けた。

　申請代理人は大川剛平弁護士（長島・大野・常松法律事務所、東京都千代田区丸の内2-7-2、電話：03-6889-7196）。監督委員は伊藤尚俊弁護士（阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区丸の内1-9-2、電話：03-5860-3640）。

　同社の負債総額は約587億7,500万円（2024年11月期末時点）。

　同社は1919年創業の製紙メーカー。新聞用紙や印刷用紙など洋紙事業を主力に事業を展開していた。近年はデジタル化にともなう紙需要の低迷に加え、原材料費の高騰により資金繰りが悪化し、赤字を散発。2月に入って洋紙事業から撤退することが明らかとなり、動向が注目されていた。