9日、(株)筑邦銀行(本社:福岡県久留米市、鶴久博幸代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、経常収益は191億7,300万円(前期比6.3%増)、経常利益は11億5,200万円(同2.5%減)、当期純利益は9億8,000万円(同7.2%減)で、増収ながら減益となった。
決算要因としては、資金運用収益の増加や子会社ちくぎんリースの業績好調によって収益は伸びたが、資金調達費用の増加と営業経費の増大が利益を圧迫した。貸倒引当金繰入額は減少したが、固定資産処分損などが響いた。
来期(26年3月期)の業績予想については、経常収益は204億8,000万円(前期比6.8%増)、経常利益は14億2,000万円(同23.2%増)、当期純利益は11億円(同12.1%増)で、増収増益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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