15日、西部電機(株)(本社:福岡県古賀市、税所幸一代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は333億5,200万円(前期比4.4%増)、営業利益は31億9,200万円(同14.7%増)、経常利益は32億7,100万円(同13.7%増)、当期純利益は23億5,000万円(同18.9%増)で、増収増益となった。
決算要因としては、精密機械事業が新工場稼働の効果で売上高150億6,600万円(前期比11.0%増)、営業利益11億2,100万円を記録し、業績をけん引した。搬送機械事業は、省人化需要を背景に受注高が139億2,300万円(同15.9%増)と好調だった一方、売上高は112億2,000万円(同1.0%減)となった。産業機械事業は、上下水道や防衛省向けの受注増で売上高は66億4,700万円(同1.0%増)、営業利益は9億6,500万円。その他事業では立体駐車装置などの減少により売上高4億1,800万円(同10.0%減)となった。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は361億円(前期比8.2%増)、営業利益は35億円(同9.6%増)、経常利益は35億9,000万円(同9.7%増)、当期純利益は24億1,000万円(同2.5%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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