【倒産】(株)Mプロダクション(旧・社名:(株)イエローキャブ)(東京都新宿区) 芸能プロダクション

破産手続開始決定
負債総額は約4,000万円

 同社は東京地方裁判所へ破産手続開始の申立てを行い、7月2日に破産手続開始決定を受けた。

 破産管財人は佐々木奏弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、東京都千代田区丸の内2-6-1、電話03-6266-8510)。

 同社はグラビアタレントを多く抱えたことで知られた旧・(株)イエローキャブの商標などを取得し、2022年2月にはその商標を活用した芸能プロダクションのフランチャイズ展開を発表していた。

 商標の源流である旧・(株)イエローキャブは、かつて名物社長・野田義治氏の下でタレント育成に実績を上げ、ピークであった1994年1月期には売上高約9億円を計上していた。しかし、野田氏が退任した2004年11月以降は、所属タレントの移籍が相次ぐなどして売上高が最盛期の半分にまで落ち込み、15年1月に破産を申請していた。

 その後、商標などの権利は同社が取得し、事業再興を目指していたが、今回の措置に至った。

 負債総額は約4,000万円。

業種 芸能プロダクション
企業名称 (株)Mプロダクション
所在地 東京都新宿区西新宿2-3-1
設立 2019年5月
資本金 8,500万円

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