サニックスHD、26年3月期中間業績予想を下方修正も、通期予想は据え置き
2025年11月13日 06:00
12日、(株)サニックスホールディングス(福岡市博多区、宗政寛代表)は、2026年3月期中間の連結業績予想を大幅下方修正した。修正後の予想はそれぞれ、売上高は215億200万円(前回予想は220億2,600万円)へ、営業損益は1,900万円の赤字(同5億1,200万円の黒字)へ、経常損益は4億700万円の赤字(同2億5,700万円の黒字)、四半期純利益は5億7,900万円の赤字(同1億8,700万円の黒字)となった。
修正の理由としては、資源循環領域の発電事業で、4~6月に実施したタービン刷新および4年に1度の法定点検後に不具合が発生しフル稼働できない期間が発生、それにともなってプラスチック燃料の在庫増加にともなう処理費用引当も発生した。また、プラスチック事業においても10月の分社化に向けた許認可取得のため9月に廃棄物受け入れ制限を実施したことや、広告宣伝費「一元くん」関連の増加も響いた。
一方、通期業績予想は、前回の売上高467億9,100万円、営業利益28億300万円、経常利益24億3,400万円、当期純利益17億7,500万円のままで据え置いた。発電事業での稼働日数増加や売電単価の上昇、期ズレした廃棄物受入分の計上などにより、下期での巻き返しを見込むためとしている。
【寺村朋輝】
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