サニックス、希望退職者が予定に達せず整理解雇へ

　東証一部上場の（株）サニックス（本社：福岡市博多区、宗政伸一社長）は、従業員の整理解雇を実施すると発表した。同社は、11月13日から300名程度の希望退職者を募集していたが、予定人員に達しなかったとして、来年２月までに70名程度の整理解雇を実施する。

　上記にともなう費用は公表済みの2016年３月期通期連結業績予想の範囲内だといい、連結売上高は677億6,000万円、営業利益は８億5,000万円、経常利益は９億2,000万円、当期純利益は6,000万円を見込んでいる。なお、同社は太陽光発電事業の低迷からすでに609名の希望退職者募集を実施していたが、今回の募集とあわせ、その経営責任を明確にするため、代表取締役をはじめ役員等の報酬および経営幹部職給与の減額を行うことも公表した。減額は最大で月額報酬の60％。

▼関連リンク
・希望退職者募集の結果及び特別損失の計上に関するお知らせ～サニックス（PDF）

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