超党派の日韓議員連盟は10日、国会内で総会を開き、新会長に自民党の武田良太元総務相を選出した。会長を務めた菅義偉元首相の引退にともなうものだが、武田氏は議連幹事長も務めたことがあり、韓国とは強力なパイプをもつ。会長就任には菅氏の推薦もあったという。
李在明大統領は1月13日、14日にかけて来日し、高市早苗首相とお揃いの青いジャケットを身にまとい、K-POPのヒット曲に合わせてドラムをたたいたほか、奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺を訪れるなどして首脳間の親睦を深めた。
こうした政府による外交とは別に、議員外交が果たす役割は大きい。武田氏をはじめとする超党派の議連メンバーは韓国への早期訪問を考えており、未来志向の日韓関係の発展に向け、李大統領ら韓国政府関係者などと会談したい考え。
総会には武田氏のほか、副会長の逢沢一郎総裁選挙管理委員長、幹事長の長島昭久元首相補佐官など自民党議員のほか、日本維新の会や中道改革連合、共産党などの議連メンバーが出席した。
武田氏は会長就任にあたり、次のようなコメントを当社に寄せたので紹介する。
「このたび、歴史ある日韓議員連盟の会長という重責を拝命いたしましたこと、身の引き締まる思いで受け止めております。
日韓両国は、地理的にも歴史的にも切り離すことのできない隣国であり、地域の平和と繁栄を考えるうえで極めて重要な関係にあります。経済や文化をはじめとする幅広い交流は、双方の国民にとって大きな利益をもたらすものであり、こうした交流の積み重ねが相互理解と信頼の基盤になるものと認識しております。
また、両国間の課題についても冷静かつ誠実に向き合い、国益と地域の安定を見据えながら、議員外交の役割を果たしてまいります。
歴代会長をはじめ多くの先輩方が築いてこられた議員外交の歩みを大切にしながら、率直な対話を重ね、未来志向の日韓関係の発展により一層尽力してまいります。
日韓議員連盟会長
衆議院議員武田 良太」
【近藤将勝】








