【読者投稿】都市景観は街の財産であり資源です

 NetIB-NEWSでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
 今回は、「とにかく「軽く」て「浅い」福岡!(後)問われる都市の品格と将来像」についての読者のご意見を紹介する。

 この記事に共感しました。私は現在66歳で、10代後半から福岡に40年ほど住んでいました。バブル期にイムズやソラリアができましたが、それでも福ビルは天神の顔でしたし、会社が天神だったのでよく行きました。2階にはお洒落な家具インテリアの店と大人の雰囲気の喫茶店がありましたね。私はビルの裏から入ってその2階へ上る階段がとても好きでした。その階段は緩やかで御影石の手すりがシックで、いつも「ああ、いい建物だな」という気持ちで上り降りをしていました。中洲の玉屋の建物も好きでしたしホテルとして活用すればいいのに、などと勝手に思っていました。

 今は月1回くらいで福岡に行きますが、博多駅前の西日本シティ銀行の建て替えは注目していました。建物が取り壊されて更地を見たときは衝撃でしたが、新しい建物が建設され始めて外壁の一部が見えるようになったときには、さらに衝撃を受けました。「うそだろう、これはダメだ。まるでパチンコ店の駐車場」。完成したその姿は隣の朝日・センタービルのミラーガラスと相まってとても違和感を感じます。おっしゃる通り都市景観は街の財産であり資源でもあると思います。それを維持・進化させるコントロールの難しさを、このところの福岡市に次々と誕生するビルを見ながら感じています。

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